株式会社 共進

お客様から「こんなモノを作りたい」「こんな動作に困っている」などの相談をいただき、その課題を解決する機械の部品設計を担当しています。性能や安全面、コストなどを追求して設計するため、経験を積めば積むほど大きなやりがいを感じる仕事です。一人黙々と作業するときもあれば、営業担当や先輩たちとコミュニケーションをとりながら進める案件もあります。最近は、日常生活でさまざまな機械を目にする度に「この動きはこんな部品で動かしているのか」と興味深く観察することも多くなりました。

私は金属のフライス加工を担当しています。素材を加工するために専用の機械に素材を設置するのですが、設置前の準備段階がいかに重要か、そして、小さな部品ほど肝心要になることを入社してから日々感じています。先輩たちは「怪我さえしなければ良いからね」と温かく見守ってくれるので、その思いに応えたい一心で技術の研鑽に励んでいます。共進の会社見学をしていただければ、働く皆さんの人柄の良さや女性も働きやすいことがきっと伝わるので、ぜひ一度見学してほしいと思います。

フライス加工にも多くの種類がありますが、自分はロボドリル（小型切削加工機）を使って素材を加工しています。例えば、回転させながらドリルで穴あけ加工をする場合、主軸の回転速度を設定し、送り速度を調整することで、さまざまな径の穴あけ加工が可能です。穴も±100分の２（0.02mm）など、緊張する作業も多く、加工時間も数分でできるものから20分以上かかる場合もあります。入社時はこうした製造業の知識は全くありませんでしたが、先輩たちがとても優しく教えてくれました。